リアル脱出ゲーム

どんなに持ち上げられても、相棒兼名探偵が凄すぎて気分は上がらない 謎解きキット「ノンフィクションゲーム 2人の公開捜査(バベル)」の紹介

こんにちは、榊原です。今日は謎解きキットの紹介です。株式会社謎組から発売されている「ノンフィクションゲーム 2人の公開捜査」についてご紹介します。

謎解き系なので、基本ネタバレはしませんが、導入やキット内容に触れますので全く情報を入れずに遊びたい方はご注意ください。

あらすじ

とある週刊誌編集部のもとに、差出人不明の封筒が届きました。中身は挑戦状とも受け取れる1通の手紙と、暗号と思しき2枚の紙――。
編集部は本件を「公開捜査」と題して、読者参加型の企画として誌面で協力者を募ることにしました。
 
捜査範囲は日本全国。挑戦状の差出人は一体誰なのか。暗号を解いた先に何が待ち受けているのか。
 
鍵を握るのはあなたかもしれません。さあ、今すぐ公開捜査に参加してください。相棒となるのは、日本各地を飛び回り捜査に協力してくれる編集部の記者。彼と2人で協力して捜査を進め、事件を解決に導いてください。

注意点

①通常版と地下資料同封版について

このキット、通常版だと捜査途中で提供される資料が入っていないため、プリンター等での印刷対応を要求されます。コンビニ等で印刷することは可能ですが、追加資料同封版を買いましょう。

何故単体で完結しないものを用意したのかはわかりませんが、途中でコンビニに行かされる煩雑さは尋常ではありません。アマゾンではハッキリと表示されているので大丈夫ですが、本屋等の実店舗で購入する際には注意してください。

②地図がデカすぎ

地図が9つに折られて封入されていますが、これがマジでデカいです。僕はこの手のキットを遊ぶときは喫茶店でやるのですが、二人用の席だと収まりませんでした。

謎を解きつつ地図に付箋等をペタペタ張るので、相当な作業スペースが必要となります。喫茶店でやる時は空いている時に4人席を確保するか、自宅でプレイしましょう。

キット内容

ラインで雑誌編集者「青山」を相棒に、謎を解きつつ差出人の正体や事件の核心に迫るスタイルです。閃きよりもパズルのピースを埋めるようなロジックを重視する内容でした。

ヒント機能について

青山に助力を願うとヒントを教えてくれるのですが、これが良くも悪くもスムーズでした。「もうちょっと考えて」とメッセージを送ると即座に教えてくれるので、ついつい使いがちになってしまいます。

物語的にはこちらが力を貸すはずのキャラクターに教えてもらう形になるので、自分の存在意義が疑わしくなるレベルです(笑)

挙句に誤った回答をこちらがすると、「自分は違うと思います。もう一度、よく考えてみてください」と弾かれる始末。『答え分かってるんかい!』と突っ込むこと請け合いです。

先に進めるのでありがたいのですが、青山一人ですべてを解決できるのではないかと思いました。

終わりに

以前紹介した「御仏の殺人」「捜査官エウレカの願い」よりも暗号に特化したキットとなっています。謎解き時間を含めて4,5時間程度遊べるので満足度の高いキットでした。

ただ、前述のとおり地図がデカすぎるので遊ぶ場所を選ぶ点についてはご注意ください。

それでは、また!

ABOUT ME
榊原 豪
榊原 豪(さかきばら ごう)です。都内在住で、主にマンガ、映画、小説、アニメ等のエンターテイメントの情報を発信していきます。 楽しいこと、面白いことを探すのが好きですし、「何を『面白い』というのか?」という考察なども結構好きです。 よろしくお願いします。