ゲーム

得られたのは、達成感ではなく解放感 「エルデンリングDLC」をクリアしての感想

こんにちは、榊原です。今日はゲームの感想です。エルデンリングのダウンロードコンテンツ(以下DLC)『SHADOW OF THE ERDTREE』をクリアしたので、感想を語っていきます。

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DLCだけではなく、エルデンリングというゲーム全体についても書き散らしていくので、これから購入を考えている人、クリアして、他の人の感想を知りたい人などにお読みいただければと思います。

エルデンリングというゲームについて

フロムソフトウェアから発売された、多彩なアクションと美麗なグラフィック、何よりも高難易度が売りのアクションRPGとなります。

デモンズソウルから始まった、ソウルシリーズの流れを汲む作品ですが、オープンフィールドと言われる広大なステージが特色となります。

設定には超エログロドラマ『ゲームオブスローンズ』の原作者が関わっていることもあり、西洋ファンタジー色が強いです。

ゲームオブスローンズは、少年が姉弟間のセックスを目撃して、口封じのために高所から突き落とされるという、とんでもないスタートダッシュのドラマで呆然としました。是非ご覧ください。

ストーリーについて

PVやNPCとの会話、ボスの発言などでなんとなくわかる部分もありますが、ラストまでクリアしても、何が起きたのか、よくわかりませんでした。

YouTubeの動画などで考察や解説している人もいますが、起承転結は全くと言っていいほどありません。主人公も一言もしゃべることなく(悲鳴は別ですが……)エンディングに突入するので、こちらに感情的な起伏はありません。

特にDLCのラスボスを倒した後、エンディングムービーもなく、最終戦のステージに取り残されて終了。

本編で60時間、DLCで30時間ほどかけたので、拍子抜けします。ラスボス打倒の演出的な盛り上がりの無さにガッカリすること請け合いです。

難易度について

僕がアクションゲームに慣れていないことを割り引いてもエグいです。広大なダンジョン、強すぎる雑魚で、ボスにたどり着くことすら容易ではありません。

そもそも「ここに行け」という指針もあんまり示されることがないので、何をしたらいいのかすらわかりません。最近、オープンワールドが持ち上げられる風潮ですが、テンポ重視の人にはマイナスに働くように思います。

まともにクリアすることを早々に諦めて、ネットでぶっ壊れと言われる武器を使っても本編ラスボスを打倒するのには数十回のリトライを要求されました。

DLCの追加武器ではあるものの、そこそこ止まりの強さである「レディソード」のビジュアルに惹かれて使い始めたのが運の尽きで、レベル180,影樹の破片10段階、霊灰5段階と相当に強化したにもかかわらずDLCラスボスでは軽く50回超えのリトライを要求されました。ラスボスの隙が無さすぎ。

トライアンドエラーが醍醐味のゲームとはいっても、程度というものがある気がするんですよねぇ……。その上、前述のあっさりした演出なので、達成感に乏しかったです。

購入を考えている人の注意点

PVを見ると、ファンタジー的な物語が展開しそうな感じがありますが、すっきりした面白さはありません。

また、フィールドやダンジョンは広大なので、探索することに面白さを感じる人ならいいのですが、テンポの良さを求める人にはきつい時間になります。

終わりに

スパイダーマンなどのライトなアクションゲームを求める人、ストーリー的な面白さを求める人には絶対にお勧めできません。

DLCのラスボスの最後の方は作業感が強く、維持でクリアしましたが、手に入れたのは「もうこのゲームをやらなくていい」という解放感でした。

世界的に高い評価を得ているゲームではありますが、相当に人を選ぶということに留意して始めることをお勧めします。

それでは、また!

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ABOUT ME
榊原 豪
榊原 豪(さかきばら ごう)です。都内在住で、主にマンガ、映画、小説、アニメ等のエンターテイメントの情報を発信していきます。 楽しいこと、面白いことを探すのが好きですし、「何を『面白い』というのか?」という考察なども結構好きです。 よろしくお願いします。