この記事は、こんな方にお勧めです。
・新NISAで投資を始めたが、物足りない
・レバレッジ商品に興味がある
・8月5日で地獄を見た人間の記録が見たい
※商品を買った結果について知ることで参考してもらうのが趣旨なので、レバレッジ商品の定義や逓増、逓減リスクなどは他のサイトや動画でお調べください。
レバレッジ商品を購入したきっかけ
こんにちは、榊原です。今年は新NISAで散々沸き立った投資熱も、7月に始まった下落でようやく落ち着いた感じでしょうか。
新NISAをきっかけに投資を始めた皆さんの多くは、思ったよりも増えないと感じたのではないでしょうか?投資は、SNSで保有株が2倍、3倍になったという報告や億万長者になったという自慢が、少し探しただけでもボロボロ出てきます。
それもそのはずで、『トヨタ』『ソニー』などの個別株は、決算やニュースで数%上下することも珍しくありませんが、日経平均、S&P500等は幅広い銘柄で構成されているため、良くも悪くも劇的な変動は少ないです。
それならば、銘柄が分散している商品で、レバレッジがかかっているものを買えば、安定的に、かつ大量の利益を獲得できるのでは?と思い、レバレッジ商品を購入しました。投資の元手は約1,000万円程度です。
購入したレバレッジ商品と金額
①日本株4,3倍ブル
日経平均が一日に変動した幅の4,3倍の動きをするというトンデモ商品です。昨年の12月から月に10万、スポットで50~100万ほど購入しています。現在の価値は約250万円です。
②TQQQ
米国のハイテク企業で構成されたナスダック指数の3倍動く商品で、①ほどではないにしろエグいです。一昨年の12月から、一括で300万投入し、月に5万から10万ほど購入しています。現在の保有は約650万円です。
7月までの激増について
1月からは円安効果で日経の上昇が凄まじく、米国株の上昇も過去最高を更新するなど、日米合わせると月給以上の上昇があることも珍しくありませんでした。
日経平均が40,000円を超えた辺りは、日本株だけで30万円ほどの利益があり、捕らぬ狸の皮算用をしまくっていた覚えがあります。
7月以降の下落について
レバレッジ商品の宿命として、下落局面で地獄を見ました。特に8月5日は一日で200万円の損失があり、笑うしかありません。友達と「この世の終わりが来た」というラインで盛り上がったのは、いい思い出(?)です。
その後も急騰と急落を繰り返し、現在も日々の値動きに一喜一憂しています。
結果について
11月28日現在、日本株は約100万円の赤字、米株は約200万円の黒字です。現在でも月給レベルの上下は日常的にありますが、7月までの勢いはないかな、という感じです。
「お金の大学」をはじめとする手堅い投資本はレバレッジ商品を推奨しませんし、僕も人に聞かれたら絶対おすすめはしません。
ただ、短い時間で多くの利益を得られる可能性があり、銘柄分析も必要ないことを考えれば、宝くじや競馬にぶち込むよりはこちらの方がよいかとは思います。
最後に
「歓声とともに売れ、悲鳴とともに買え」の言葉どおり、投資はメンタル勝負ですが、レバレッジ商品がメンタルにかける負荷は尋常ではありません。
もし、レバレッジ商品の購入をするなら、FX戦士くるみちゃんの最新話付近を読んで、トーンダウンしてからにしましょう。
それでは、また!