こんにちは、榊原です。皆さんは、リアル脱出ゲームに参加したことがあるでしょうか？興味はありましたが、一人で参加するのも気が引けてずっと渋っていましたが、先日友達に誘われて参加してきましたので、その時の感想を書いていきたいと思います。
リアル脱出ゲームに興味のある方、特に若い人に交じって中年男性が楽しめるのかという方に読んでいただければ嬉しいです。当方３０代後半のため、自分では若いつもりでも、立派な中年でございます。
リアル脱出ゲームとは？
遊園地や野球場、学校、そして地下鉄やライブ会場などさまざま場所を舞台として、あなたが物語の主人公となって謎を解き、脱出を試みる体験型ゲーム・イベントです（ＳＣＡＲＰ公式ホームページより）。
解くべき謎の形式
熟語の穴埋めを推測する知識問題もあれば、クロスワードパズルのようなもの、会場内にちりばめられているヒントを活用するもの、本当に様々です。知識問題は少なめで、閃きが重要の問題が多いですね。知識の方も、中学生～高校生程度の一般常識があればまず問題ないものばかりでした。
僕が参加した演目について
僕が参加したのは、アニメのコラボで、「サイコパス 管理社会に潜む爆弾間からの脱出」になります。サイコパス以外にもコードギアス、名探偵コナン、エヴァンゲリオンなど、結構な数のアニメコラボ作品がありました。
今の流行なら「呪術廻戦」やら「葬送のフリーレン」がありそうですが、思い切り最新というものは見当たらないのはちょっと不思議でした。著作権の関係で使用料が高いんでしょうか？
会場について
東京ミステリーサーカスで参加してきました。新宿には何回も行っていますが、こんな建物があって、常時イベントが行われているんですね。リアル脱出ゲームの人気が伺えました。
チケットは事前購入のＱＲチケットで入場。受付の際に「謎解きゲームには何回か参加されていますか？」という質問。数名でのチーム分けがされるので、バランスを取るためなのでしょう。僕が未経験、友達が経験者と答えていたため、どういう場所に入れられたかはよくわかりませんｗ。
客層について
十年以上前のアニメなので、年配が多いかと思いきや、参加者層は想定より若めでした。１０代～２０代が多く、３０代はあまりいなかったのではないでしょうか。カップル、女性同士が多く、男性同士や一人というのは見当たりませんでした。この辺、ソロプレイだとかなりきつい思いをするかと思います。
特にこの演目は、スタッフさんの芝居があるので、それを一人で見るのは、相当なダメージを負う可能性ありです。
難易度
ネタバレになるので、具体的な話は伏せますが、かなり難しかったです。友達が解いていくのを「なるほど！」「そうなのか！」と一々感心する役でした。言われれば分かる、というのもあれば、一年経ってもその発想には至らぬというものもあり、様々でした。
制限時間は約一時間で、説明や導入のストーリー、回答の解説まで入れて２時間です。チケットの金額が３５００円だったので、映画などの金額と比較して安いとは言えませんが、体験内容からすると妥当だと思います。
ヒントについて
謎を解けないチーム向けに、回答が書いてある冊子も用意されており、こういう配慮はありがたいです。制限時間があるので、謎を解けずに詰まってしまうと、諦めモードになってしまいますからね。
スタッフの方も、謎解きが進んでいないチームの元で、ヒントを出していました。地味にこれが大変そうで、ずばり回答を言えませんし、回答へ導かなければならないので、腕前が試されますね。
チームについて
僕と友達、２０代くらいの女性２人の４人チームでプレイしました。個人的な話をすることなく、謎の解き方などについて話をしたので気まずくなることはありませんでしたが、これは完全に運だと思います。
初めての人は、友達や恋人と行くのがいいかと思います。謎が解けないとマジで空気になるので、一人で行くと辛い思いをしかねません。友人や恋人を作る場所としては、はっきりと不向きです。
満足感について
初参加で、謎はサッパリ解けませんでしたが、目の前で謎が解かれ、ストーリーが進行していく様子を見るのは、物語への没入感があり、かなり楽しめました。自分で謎を解けるともっと楽しいんだろうな、と悔しい思いもしましたが、参加するだけでも十分楽しめました。
サイコパスの世界観についても、序盤でざっと説明してもらえますが、アニメを見ている方前提に作られています。そもそも謎の解き方などを考えるだけでも頭を使うので、世界観まで頭に入れようとすると無駄に疲れます。おそらく他のアニメコラボ作品でも同様化と思いますので、未見のアニメで参加するのは避けた方がいいでしょう。
終わりに
３０代後半であっても、基本的にチームの人とは謎解きの会話しかしないので、友達と行く分には謎が解けなくても十分に楽しめました。言い換えれば、年齢が高い人がソロ参加するのは相当に危険だと感じました。
時間はそれなりに使いますが、休日の娯楽の一つとして、面白そうな演目があれば取り組んでみようかと思います。サイコパスの後日、コナンのコラボ作品にも参加したので、それはまた後日に。それでは、また！
