こんにちは、榊原です。今日は、アニメ映画の紹介です。2004年に公開された「楽園追放 EXpelled from paradise」をご紹介します。
この記事は、哲学的な会話が好きな方、面白いアニメを探している方へに向けて書きました。結論から書くと、楽しい、見やすい、今をもっと楽しもうと思える映画です。
目次
概要~楽園追放とは~
先日紹介した「サンダーボルトファンタジー」の脚本・監修を担当している虚淵玄さんが脚本を、ガンダム00の水島精二さんが監督を務めているSF映画です。
全然関係ないですけど、ガンダム00って、一期の終盤で重要キャラクター「ロックオン・ストラトス」が死亡するのですが、第二期の前半で双子の弟が登場して同じコードネームになるので、喪失感が無くなって困惑した覚えがあります。あれは何だったのでしょうか……。
あらすじ(wikipediaより)
ナノマシン技術の暴走により地上文明の崩壊をもたらした「ナノハザード」によって、廃墟と化した地球。人類の98%は地上と自らの肉体を捨て、データとなって電脳世界「ディーヴァ」で暮らすようになっていた。
西暦2400年、ディーヴァは異変に晒されていた。地上世界から謎のハッカー「フロンティアセッター」によるハッキングを受けていたのである。そこで捜査官アンジェラは、生身の身体・マテリアルボディを身にまとって地上世界へ降り立ち、現地の地上捜査員ディンゴと共にフロンティアセッターと世界の謎に迫る。
という感じです。独自の用語の連続でとっつき難い印象を受けるかもしれませんが、各用語の意味は、必要に応じて絵で解説してくれるので、意味が分からなくて話についていけないという事態にはならないと思います。
魅力
主に以下の三点です。
- ストーリー
- SF要素
- キャラクター
魅力①ストーリー

謎のハッカー「フロンティアセッター」を追う中で主人公が「生きるとは何か」「自由とは何か」について考え、学び、成長していく冒険譚が見ていて楽しいです。
何の手がかりもなかったところから、フロンティアセッターに迫るための捜査方法、他の捜査官のミスへの指摘など、SF設定に頼らない論理的な道筋は、謎解き要素もあり面白いです。
フロンティアセッターの正体と目的に対する主人公の判断。今まで従順に従っていた社会に対する向き合い方の変化。そして結末は……という感じで、話の展開が気になって没頭します。
上映時間が104分と短めなので、集中力が途切れないのも有難いです。最近見た007とか予告含めると180分近くあるので、終わるころには息切れします。
魅力②SF要素

電脳世界ディーヴァと現実世界に残った人々という形で描かれていますが、現実世界の一般市民と貧困層のメタファーだったり、更に一般市民を統括し、地位を不動のものにしようとする権力者がいたりと、現実世界の僕たちに繋がる構造が戯画化されていて面白いです。
一方で、電脳世界に対するハッキングシーンや主人公が巨大マシンを乗り回して市街地戦を演じるなど、SFならではの派手な見せ場もふんだんに盛り込まれています。ガンダムとか攻殻機動隊とか好きな人だったら、盛り上がること請け合いです。
魅力③キャラクター

エリート捜査官「アンジェラ」と相棒調査官「ディンゴ」の丁々発止の掛け合いが大きな魅力になっています。
アンジェラはエリート官僚らしく、高圧的ですが、それに対してディンゴが大人な態度を取りながらも知恵と経験で有能さを見せ、アンジェラも徐々に心を開いていくという流れが、見ていて気持ちいいです。
この物語では、成長するのはアンジェラだけで、ディンゴはどちらかと言うとメンターのような役割でした。できれば、ディンゴも何か得るものを見せてくれればとも思うのですが、それをやると話が複雑になりすぎるので、これでいいかもしれないです。
あと、何故かアンジェラの報告相手のビジュアルが、ゼウス神とか金剛力士像のようなデザインになっていて笑えるのですが、権力に固執する性質はクソだと思います。
まとめ
サクッと見れて、熱く、楽しくなれる冒険活劇です。フルCGなので、キャラクターの絵に違和感があるかもしれませんが、15分もすれば慣れると思います。今まで知らなかったのですが、その後を描いた小説も発売しているようなので、読んでみたいと思います。
公式ホームページを調べたら、最近何故かスロットの機械に導入されているらしいです。何故今になってなのかは謎です。
それでは、また!