目指せ100兆円!漫画「トリリオンゲーム」感想

 こんにちは。榊原です。今日はマンガの紹介です。ビッグコミックスペリオールで連載中の漫画「トリリオンゲーム」をご紹介します。

 この記事は、面白いマンガを探している人、あまり時間はないけど、楽しい気分になれるマンガを読みたい人に向けて書きました。1話の内容にさらっと触れますが、基本的にネタバレは無しです。

 これから、下記3点についてお話しします。

  •  概要
  •  ストーリーの魅力
  •  キャラクターの魅力

目次

 概要~トリリオンゲームってどんな話?~

 中学からの同級生「ハル」と「ガク」が大学卒業と共に企業を始め、様々な業種(主にIT駆使)に参入し、100兆円を稼ぐことを目標に行動するドラマです。

 原作は「アイシールド21」「Dr.stone」の稲垣理一郎先生、作画は「Heat~灼熱」の池上遼一先生です。稲垣先生の軽快かつ熱い物語と、池上先生の特濃の画風がマッチしていて、とてもいいバランスだと思います。

 ストーリーの魅力

 週刊連載って、うまく行く時とピンチが交互に来て盛り上げる作品が大半だと思うのですが、この漫画は違います。現れた障壁に対して、主人公たちがほぼあっさりとハードルを越えていくのです。これが本作の大きな魅力となっています。

 とにかく、読んでいるときにストレスがかからない!最近、約20年越しに終了した有名ロボットアニメみたいなウジウジタイムは皆無です。障壁出現→対策→突破が物凄くテンポよく、しかも言われてみれば納得の理屈で越えてくれるので、爽快です。

「上手くいっぱなしなんじゃ、詰まらないんじゃ?」と思うかもしれませんが、この漫画に関してはそもそも障壁自体が高く設定されるため、ご都合主義よりも主人公サイドの機転の利き方に感心します。後から考えてみると、「それって、おかしくね?」と思う部分もないではないのですが、勢いでどうでもよくなります。

 キャラクターの魅力

 コミュニケーション能力は抜群だけど、何の技術も持っていない「ハル」とIT技術は抜群だけど、コミュニケーション能力が低い「ガク」が主人公なのですが、この2人の関係性がとてもいいです。

 特にハルが中心となって物語を動かすのですが、大体トンデモナイ方法で切り込んでいくので、この男が次に何をしでかすのか、劣勢からどう逆転するのか、見ていてワクワクさせてくれます。

 ガクも、最初こそ流されるままに動いていましたが、あることをきっかけに(そのエピソードがまた熱い!)主体的意思で挑むようになって、彼が成功するたびにニコニコしてしまいます。

 まとめ

  ビッグコミックスペリオール自体が隔週発刊ということで、現在2巻しか出ていませんが、だからこそ参入障壁が低いので、劇押しです!
 明るく、スカッとする展開で物語が進行するので、全くストレスなく楽しむことができます。是非一度読んでみてください!

 それでは、また!

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ABOUT ME
榊原 豪
榊原 豪(さかきばら ごう)です。都内在住で、主にマンガ、映画、小説、アニメ等のエンターテイメントの情報を発信していきます。 楽しいこと、面白いことを探すのが好きですし、「何を『面白い』というのか?」という考察なども結構好きです。 よろしくお願いします。