こんにちは、榊原です。今日は、本の紹介です。両学長の著作「お金の大学」についてご紹介します。
お金初心者の教材として最適!
お金の大学
普遍性の高いトピックの数々
イラストや図解でわかりやすく解説
誰でもできる再現性の高さ
わかりやすさ
普遍性
再現性
おすすめ度
目次
両学長について
You tubeチャンネル「両学長 リベラルアーツ大学」と本作で一躍有名になった方です。オンラインコミュニティ「リベシティ」の運営もしていて、参加者が経済的自由を得るために様々な支援をしています。
概要
読者が経済的自由を得るために必要な「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」「守る力」「使う力」の5つについて、分かりやすく具体的に紹介していく内容となっています。
本作の魅力について
①わかりやすく学べる
ライオンのイラストで描かれた「両学長」と「リーマン君」の対話という形式でお金について勉強できるという仕組みになっていて、図解やイラストもふんだんに使われているので、視覚的にかなりわかりやすいです。
②普遍性のある内容
持ち家の購入、携帯の契約、年金、儲け話への注意喚起など、サラリーマン・自営業者共に避けられない非常に普遍的な内容になっています。
この本が発売されたのは2020年ですが、10年経っても考え方が大幅に変わることはないように思います。先日本屋で見た時は50万部発行の帯がついていましたが、資産に関する本のクラシックとして、長く読まれる本になると思います。
③再現性の高さ
この本の最大の魅力です。支出を最小化する仕組みと、資産を最大化する仕組みが誰でもできるように具体的に記載されています。特に携帯電話や保険の契約の見直しなどの支出抑制は、やれば必ず支出が減らせますし、一度やれば継続されますので、コストパフォーマンスが高いです。
資産の最大化については、投資が関係するところもあり、中々ハードルが高く考える人もいると思いますが、中長期的に考えれば十分に資産を増加できる可能性が高い説得力のある手法が記載されています。
注意点について
投資については元本割れする可能性もあります。特に2022年は「相場が荒れる(値が乱高下する」という予想を複数の投資チャンネルや書籍で確認しました。
投資に慣れていない人がいきなり大金をつぎ込むと、
利益が出る→「いくら残業しても、株の方が儲かるや」→労働意欲の減退
損失が出る→「いくら残業しても、損失の方が大きいや」→労働意欲の減退
というように、どう転んでも労働意欲が減退する可能性が高いので、本当に気を付けてください。
この本が合わない人
お金について学び、再現性のある方法で着実に経済的自由に近づく、というのがコンセプトであるため、株やFXで一発当てたいと考えている人は合いません。
これは、完全に本を読む目的が異なっているので(儲けが大きい手法であるほど、再現性が低くなる)別の書籍を探すべきでしょう。
終わりに
資本主義社会に生きている限り避けられない「お金」という問題について、楽しく学べる名著です。両学長はYou tubeで動画を公開しているため、興味のあるトピックについて適当に検索して聞き流すだけでも相当勉強になると思います。是非是非お手に取ってご覧ください。
それでは、また!