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富士山駅へ輪行するときは特急電車を使わない方がいい、という話

こんにちは、榊原です。ここ2年くらい趣味でロードバイクをやっていまして、6月1日(日)にはMt.富士ヒルクライム(以下「富士ヒル」)に参加してきました。

このレース、約8000人が24キロくらいの坂を自転車で駆け上がるという正気を失っているとしか思えないイベントなのですが、今日はレースではなく、富士山までの過程をお話ししていきます。

富士山駅までの輪行

車があれば、車に積んでドライブすればいいだけなのですが、僕のように車がない人はそうもいきません。自転車の前後輪を外して、専用の袋に詰めて電車に乗ります(輪行といいます)。元々の自転車からはコンパクトですが、それでも相当な長さと重量です。特急電車に乗るときはデッキに置かせてもらう形となります。

5月の上旬、レース前の試走で富士山駅まで行ってきました。行きは、混んでいるかなー程度で済みましたが、問題は帰りです。富士回遊という、富士山駅から特急1本で新宿駅まで行ける列車の席が取れたので、疲れ切った体を休められると思っていましたが、デッキまで外国人観光客がびっしり詰まっていて、呆気にとられました電車が到着して呆気にとられました。

特急は指定席券が取れなければ乗車ができないと思っていましたが、お金を払えば、乗っていいらしく、しかも席を予約者が現れるまでは指定席に着席していいようです。

通常の列車であれば次を待てばいいのですが、指定席があるのでそうもいかず、何とか自転車をデッキに押し込んで乗車完了。

富士山→大月→下吉田と、停車するたびに人が入ってきて、デッキはすし詰め状態。自転車を置いて座席にいくことはとてもできず、新宿まで2時間半程度立ったままで疲れ切った体に鞭を打って耐えました。

鈍行について

鈍行であれば、東京や八王子から高尾、高尾から大月、大月から富士急行線のルートで、乗車時間は+1時間というところです。

一度目の試走の際の反省を活かして、二度目の試走では鈍行を利用しました。乗り換えは面倒でしたが、車内はガラガラでストレスなく富士山駅まで行くことができました。

3時間はかかるので決して短い道のりではありませんが、身じろぎすることも難しい特急よりはよほどストレスがありません。

終わりに

首都圏から富士山への輪行は、始発駅からの乗車+再後部座席が確保できているという状況でなければ、鈍行で行くことをお勧めします。仮に再後部を確保できていたとしても、途中駅からの乗車であれば座席後ろのスペースには人が座っている可能性があります(僕が乗った特急ではそうでした)。

今年の富士ヒルは終わりましたが、ロードバイクの楽しい季節はこれからです。ストレスなく目的地まで輪行して、楽しい時間を過ごしましょう。

それでは、また!

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榊原 豪
榊原 豪(さかきばら ごう)です。都内在住で、主にマンガ、映画、小説、アニメ等のエンターテイメントの情報を発信していきます。 楽しいこと、面白いことを探すのが好きですし、「何を『面白い』というのか?」という考察なども結構好きです。 よろしくお願いします。