こんにちは、榊原です。今日は、謎解きキットの紹介です。SCARPから発売されている「忘れ物探偵と消えた少女」についてご紹介します。
この記事では、「忘れ物探偵と消えた少女」の遊び方やその魅力、どのような方にお勧めかがわかります。
概要
キットの中身のQRコードから専用サイトに飛び、動画でストーリーを読み、提示された謎を解いてエンディングまでたどり着くというのが大まかな流れです。
ボールペンやレシートなど、証拠品(忘れ物)を手掛かりにして真相に迫っていくところに特徴があります。一見何の変哲もない文房具が意味を持つところが面白いです。
また、指定された現地に行くことなく、キットとスマホだけで完結するのも特徴です。
あらすじ(公式ホームページより)
現場に残された物から持ち主の特徴や行動を推理する「忘れ物探偵」。
依頼者からあなたの元に届いたのは、行方不明になった女子高校生、光が残した「忘れ物」だった。
「また会える? たしかめたいことがあるから」
そう言い残して少女は消えたという。
光はなぜ姿を消したのか?
行方を追うごとにその謎は深まっていく。
筆記用具やシワだらけのレシート、町の地図、図書館の貸出カード……。
様々なアイテムを実際に手に取って調べ、光の行方を突きとめろ!
はたしてあなたはこの事件の真相にたどり着くことができるだろうか?
ストーリーについて
殺人を始めとするキツイ暴力はないので、安心して楽しめます。若干ハードな設定を盛り込んでいたり、「おいおい」と突っ込みたくなる異常行動を登場人物がかましたりしますが、それも含めて味なのでしょう(御仏の殺人とか設定も展開もハード過ぎ!)。
楽しみ方について
自宅でキットを広げて楽しむのもいいのですが、おススメとしては友達や彼女と一緒に喫茶店でやることですね。
このキットは内容物が多くはないので喫茶店のテーブルでもスペースが足りますし、1時間もあれば結構進むので、時間に対する満足度が高いです。
友達とあーでもない、こーでもないと笑いながらやったり、共通の趣味が少ない彼女とやるのは楽しいですよ。
それぞれのスマホでストーリーの確認や現状の整理はできるので、キットは一つで充分です。証拠物品の奪い合いにはなりますが(笑)。
クリア時間、難易度について
クリアまで3時間くらいかと思います。謎は全体を通して優しめです。本編クリア後のおまけの謎解きは理不尽なものを感じましたが、それ以外はじっくり考えれば大体わかります。
全然わからなければ、段階的にヒントを出してくれる機能があるので、完全に止まってしまうことはありません。僕がプレイするときも、ちょっとわからないと見てました。あんまりわからなくて止まってしまうと気まずいですからね(笑)。
続編について
今作が気に入ったら、続編の「忘れ物探偵と放課後のショートフィルム」もぜひプレイしてください。
何の変哲もない地図やチケットが意味を持つギミックは「放課後のショートフィルム」でも楽しめます。ストーリーは若干ジュブナイル小説風味でした。僕は「消えた少女」の方が好きでしたが、好みのレベルかと思います。
終わりに
喫茶店で広げられる程度のキットで優しめの内容で、友達や彼女とストレスなくプレイできます。
ちょっと頭を使った遊びをしたい方、歩き回るタイプの謎解きゲームよりも、じっくり考えたい方にお勧めします。
これから暑くなりますので、喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら、事件に臨みましょう。
それでは、また!