こんにちは、榊原です。今日は、映画の紹介です。2月18日より公開が開始されたルーベン・フライシャー監督・主演トム・ホランドの「アンチャーテッド」についてご紹介します。
これからつらつらと書いていきますが、本作はこんな人におすすめです。
〇インディージョーンズのようなトレージャーハント系が好きな人
〇パイレーツ・オブ・カリビアンのような船上でのバトルや肉弾戦が好きな人
〇トム・ホランドのファンの人
好きなテキスト
アンチャーテッド
トム・ホランドの新たな代表作
スカッと見れるアクションアドベンチャー
役者陣の肉体が光る
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アンチャーテッドとは?
アクションアドベンチャーゲームで、現在シリーズ4まで制作されています。プラットフォームはPS4、PCなどで発売されている人気シリーズで、本作は実写映画化となります。
僕は、アンチャーテッドというゲームの存在は知っていましたが、ストーリーの概要すら知らず、ほぼ知識ゼロの状態で見ました。
主演・監督について
主演は、3代目ピーター・パーカーとして超有名なトム・ホランド。この役者さんについては、ピーター以外の役で観たことなかったので、楽しみでした。
監督は、ルーベン・フライシャー。どなた?と思いましたが、ゾンビランドの監督なんですね。
ゾンビランドは、ホラー映画が苦手な人にも劇推しできる秀作なので、いつかレビュー記事を書きたいです。
ゾンビランド以外にも、LAギャングストーリーなど、軽めかつ爽快な映画を撮っている監督です。
あらすじ
“UNCHARTED(アンチャーテッド)”が日本語で意味する「地図にない場所」。そこには50億ドルの財宝が眠るという。若きトレジャーハンターのネイト(トム・ホランド)とサリー(マーク・ウォールバーグ)は、消えたネイトの兄サムが残した手掛かりとマゼランの航海図を頼りに、その財宝に辿り着けるのか――。
魅力
ストーリー
本作の魅力は、何にもましてその「軽さ」にあると思います。主人公を含め、登場するキャラクターは、ほぼ何らかの違法行為を行いますし、サラリと殺人行為をしたりもしますが、そのことについて、全く反省や糾弾はされません。
本作の最重要の価値基準は、「仲間(家族)を信じるか」「窮地の時に助け合えるか」であり、そこに反する動きをする人間たちは、容赦なく脱落したり、命を落としたりします。
言い方を変えれば、友情と信頼を描いた、非常に見やすいテーマの物語となっています。
また、いくつか謎解きらしき要素も存在しますが、超天才のネイトが、どんどん手掛かりを探りだし、ほぼ独力で難解な謎をバシバシといてくれるので、過程を楽しむことはないです。
協力者が謎解きに飽きて寝ている間にパッパと謎を解いていくのは、流石に笑ってしまいました。
映画中にも言及されていますが、インディージョーンズやパイレーツオブカリビアンのような、スカッとしたアクション映画を好む人であれば、確実に楽しむことができます。
後味もスッキリしていますし、続編を作る気バリバリのラストです。作中のネイトは25歳設定で、トム・ホランドの年齢が上がっても演じられますし、本作の売り上げが高ければ、確実にシリーズ化されるでしょう。
キャラクター
ネイトについて
とにかくトム・ホランド演じるネイトが印象抜群でした。すかした動きでカクテルを作り、頼んでもいないのにカクテルの歴史をペラペラと喋り、有事には身の軽さと周囲の物を利用して窮地を凌ぐのが最高です。
ピーターの時とは打って変わって、体を増量したトムが楽しそうに演じているので、見ているこちらもニコニコしてしまいます。
オークション会場で十字架を盗む計画を立てているときに、なぜか筋トレを始めとする特訓シーンが挟まれますが(計画と筋肉は関係ないのに!)、その甲斐あって(?)、ムキムキのトムの体が魅力的に光ります。
制作者側も意識しているのか、随所でトムの裸体(上半身)が映っている気がします(笑)。多くの男性鑑賞者は、この映画を見た後、帰って筋トレをしようと思うのではないでしょうか。僕は、これからします。
ネイトは、ひたすらに無垢な善として描かれているため、精神的葛藤や苦しみといった成長がありませんが、深く考えずにダイナミックな映像やアクションを楽しむ映画なので、これくらいでいいような気がします。
サリーについて
相棒ビクター・サリー・サリバン(サリー)については、登場シーンからうさん臭さ満点です。全く信頼できない感じで近づいてくるので、それが誠意と言えば誠意なのやもしれません。
とにかく利己的で、発言も空気を読まないものが散見し、中々にイライラさせてくれますが、終盤ではバッチリ見せてくれます。あと、サリーを演じるマーク・ウォルバーグも腕が太く、肉弾戦の強さに説得力を持たせてくれるのも◎でした。
他にも、敵対する女傭兵ジョー・ブラドック、サリーと顔見知りの女トレージャーハンタークロエなど、
イマイチなところ
野暮な突込みなのは重々承知ですが、500年以上前の遺物が稼働しすぎなのが気になりました。建築物が立っているのに、仕掛けがちゃんと動いているのはちょっと……。
何よりも不満点は、この映画、パンフレット作ってないんですよね~。せっかく見ごたえあるビジュアルですし、キャストや監督へのインタビュー記事とか読みたかったのに、残念です。
あんまり売れないと思われたのでしょうか?以前ご紹介した最後の決闘裁判もパンフレットありませんでしたし、この辺り、基準がちょっとわからないです。
ざっくり一言感想
「冒険と友情はカネより重い」
終わりに
ゲームプレイ済みの方には不満な点があるかもしれませんが(ビジュアルなど)、未プレイの人には、単純明快でスカッとしたアクション映画として楽しみやすい一本です。
残虐描写や煽情的なシーンも無いので、家族連れにもデートにも見やすい、非常に間口の広い作品です。ぜひお楽しみください
それでは、また!
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