こんにちは、榊原です。今日は、ゲームについての駄文になります。Type-moonより2012年に発売された作品「魔法使いの夜」の移植と映画化が発表されました。
ネットのコメントを見る限り喜んでいる人も多いようですが、僕はどちらかと言うと落胆しました。理由についてちらちら書いていきますが、先に結論だけ箇条書きにします。なお、ネットに掲載されている過去のインタビューを下敷きにこの記事は書いていますが、事実誤認がありましたらご容赦ください。
・魔法使いの夜は、3部作の内の一作目であることをインタビューで回答しているが、続編は8年以上発表無し
・移植版または映画版のラストに続編が発表される可能性が高いが、期限が設定される可能性は低い
・月姫リメイク後編は、本作により作業が後ろに倒される可能性あり
目次
魔法使いの夜とは?
2012年にPCソフトとして発売されたビジュアルノベルゲームです。PCゲームソフト「月姫」や「Fate/staynight」で高い支持を得たシナリオライター奈須きのこさんの作品です。
月姫の主人公「遠野 志貴(とおの しき)」が人生を変えるきっかけとなった女性「蒼崎 青子(あおざき あおこ)」の物語を主軸にした物語となっています。
魔法や魔術についての独特な世界観、特色のある文体や綺麗な演出で、高い評価を得ています。また、本作には他作品とは異なり、ゲーム途中でプレイヤーがルートを選択する場面が存在しないため、文字通りの「ビジュアルノベル」となっています。
月姫のリメイク版については、以前別の記事で書いているため、ご参考ください。
続編の製作についての予想
この作品は、一本の作品で区切りがついているというものの、続きの物語があり、2か3で完結することを奈須さんがインタビューで回答しています(以前あてこすったDDDの続巻発売について突っ込まれているところが半笑いできます)。
インタビューは2012年ですが、続編は2022年1月現在も発表されていません。便利なWikipediaでざっと見たところ、その間に「Fate/EXTRA CCC」「カプセルさーばんと」「Fate/Grand Order」等を製作に関わっているようです。
スマホゲーム 「Fate/Grand Order」 については、外注している部分もあるようですが、自身で書いている部分も多いようですし、手を広げる上に、全部自分でやらないと気が済まないタイプの感じがうかがえます。
今後の展開についての予想
魔法使いの夜の物語に続きがある事は発言しているので、今回の発表により続編の制作発表が期待されることは承知でしょうから、映画のラストまたはゲームのエンディング等で続編について言及される可能性は高いと思います。
ただ、既に前編を発表している月姫リメイク版の制作を優先するでしょうから、その後になるであろうこと、その月姫ですら今回の移植版の発売のために作業が圧迫されることを考えると2022年に発売日が設定されるのすら危ういと感じています。そのため、続編についての言及で発売日が設定される可能性は非常に低いと考えます。
魔法使いの夜の移植版は、画質向上とボイスが追加要素です。そのため、シナリオライターの作業は全くないはずですが、プロモーション等があることを考えると、一度作品を見直して続編の構想等についてまとめ直すような気がします。これだけ手を広げる人が、全て人に丸投げというのはちょっと考えにくいです。
映画化の方も全て委託というわけにもいかないでしょう。映画スタッフと原作シナリオライターの関わりについては不勉強ですが、地の文を演出とセリフで説明できているかの確認等、奈須さんの作業はあるのではないでしょうか。
最後に
月姫リメイクのインタビューで、「オリンピックを待つくらいの気持ちで」という発言がありましたが、現実味を帯びてきた気がします。僕もこの人の作品は好きなんですけど、完結していない作品の放置と手の広げ方が酷すぎるんですよねぇ……。
魔法使いの夜については、一つの作品として完結していないと気になる人は、(出るとしたらですが)続編の発売日が設定されてから購入されるのがよろしいと思います。
それでは、また!
旧版。価格がえぐいことになっています。
昨年発売されたリメイク版。新キャラの登場や新しい展開について嬉しく思うも、「こんなことしてるから終わらないんだよ」とげんなりすること請け合いの作品。